ヒゲタしょうゆ

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開発者として
自分である必要性

開発グループ
Mさん

2022年入社

調味料の開発を担当しています。原材料配合の検討などを行い、「味」を作ります。そして、実際に工場で安定して製造できるように落とし込んでいきます。味作りに関しては、お客様から要望をいただくこともありますし、ゼロベースで開発から提案することもあります。まだまだ修行中ではありますが、この味を出すにはどうすればいいのか、味の違いも分かるようになってきました。

自分が作ったものが、お客様の前に並ぶという、成果が見えやすい部門なので、達成感があります。初めて製品化されたとき、実際に食べに行かせていただいて、こんな風に使われてるんだ!と感動したのを覚えています。もともと、身近な食べ物に関われるのが魅力的で食品の開発職に就いたので、とても嬉しかったですね。ヒゲタの製品は原材料として使用していただくこともあるので、表に名前が出ないこともありますが、裏から支えているという誇りを感じています。

入社時は、とにかく仕事を覚えるのに精一杯でしたが、3年目を迎えて、自分で考えて進められる範囲が増えてきました。できることが増えたことで、責任感や心境の変化も生まれました。言われたことをやるだけでは自分である必要性がないと思っているので、自分のためにも会社に貢献するためにも、主体的に仕事を進めていきたいです。

今後は、商品開発者としてスキルアップしていきたいのはもちろんのこと、よりお客様と近いところで仕事をしてみたいとも思っています。知識として知っているのと経験しているのとでは違うと思うので、工場での経験も積みたいです。いろいろな仕事を経験して、商品開発者として、ヒゲタ社員として、キャリアアップしていきたいです。

心を決めた
スプーン一杯の醤油

開発グループ
Sさん

2023年入社

醤油商品の開発、製品の品質や生産性向上、製造現場でのトラブル解決へ向けた各種検討および試験を行っています。醸造微生物(麹菌‧酵母‧乳酸菌)の管理も重要な仕事です。問題が起きたときには、工場のスタッフと協力して、原因究明と改善を行います。集中して実験を行うこともあれば、たくさんの人と関わって進める仕事もありますね。

もともと食べることが好きなので、食品関係の仕事をしたいと思っていました。そんな中でも、日本ならではの伝統的なものに関わりたくて、ヒゲタに応募しました。忘れもしない、最終面接の朝です。初めて「本膳」を買って、スプーンにのせて舐めてみたら…醤油ってこんなだったっけ?醤油ってこんなに美味しいんだ!と衝撃を受けました。「製品のよさ」は譲れないポイントだったので、心が決まりました。あの一口は今でも忘れられません。

大学での研究は全く違う分野だったので、正直ほとんど関係はないんですが、実験の進め方やデータの見方は活かされていると思います。ほぼ初心者で勉強中ですが、少しずつ分かることが増えてきました。もがきながらも前に進んでいる感覚はあります。好奇心や学ぶ姿勢を大切に、今は、分からないことはとにかく聞く!を心がけています。新人の特権ですね(笑)。

まずはこの部署の仕事を自分の力で最後まで完結できるようになりたいです。今はいただいた仕事を一生懸命やっていますが、自分から仕事を作る、きっかけの部分から自分でスタートできるようになるのが目標です。醤油についてもっと知りたいし、製造にも関わりたいです。

チームで共有する
喜びと達成感

商品企画部
Hさん

2017年入社

新商品の企画を担当しています。包装資材(パッケージ)の作成や原価計算、関係各所との調整など、商品の中身以外のことは全て行います。開発や工場など、いろいろな部署から情報を吸い上げて、商品をカタチにしていくのが任務です。

自分が携わった商品が店頭に並んだとき、お客様の手元に届いたときはもちろんですが、お客様から品質を評価いただけたときは、さらに嬉しいです。開発担当者と検討を重ねて提案したものであれば、喜びも倍増です!喜びや達成感を共有できるのも、チームで仕事をしているからこそだと思います。また、ヒゲタの製品は業務用として多くご利用いただいていますので、自分が携わったものがいろいろなところで食べられるのも嬉しいポイントです。

実は、ヒゲタ醤油のことは就職活動をするまで知らなかったのですが、今ではすっかりヘビーユーザーです。知識を得た上で見ると、いかに品質が良いかが分かるので、自然と買うようになりました。

商品企画部はマーケティングに携われる部署なので、たくさん学んで、部署のみんなや会社にも還元していきたいですね。自社製品の企画にも役立てたいです。そして、本当に良い商品なので、もっとたくさんの人に知ってほしいです。ゆくゆくは、商品企画部での経験を活かして、広告宣伝や販促にも挑戦してみたいです。

人を巻き込んで
動かす面白さ

製成グループ
Tさん

2011年入社

開発を経験した後、工場の醸造グループ、製成グループと異動しました。新しく製造する醤油に必要な設備の準備や工程の落とし込み、日々の醤油在庫の管理を行っています。他部署との連携や生産管理部門への交渉など、折衝業務も多くあります。人を巻き込んで仕事をすることが多いので、大変なこともありますが、プロジェクトが成功したり、課題が解決できたり、そういう瞬間は何倍も達成感があり、面白いですね。

製法を改良して、醤油の歩留まり(原料に対する醤油の出来高)を改善したことがありました。オーダーが増えている中、限られた諸味で、より多くの醤油を製造することが課題でした。火入れ以降の工程で製法に工夫を加えることで、歩留まりがかなり改善されました。新しい方法の検証は、開発での経験が活きていると思います。

開発時代には、醤油の開発も経験しました。諸味・醸造から開発するというかなり貴重な経験でしたが、この経験があったからこそ、製造管理でも活躍できたと思っています。自分に残る経験をさせていただきましたね。私自身、非常にいいキャリアが積めていると感じています。

今後は、工場にたくさんの人がいる中で束ねて動くために、全体を見られるようになりたいです。また、将来に向けての設備投資など、工場が変わっていく中で、仕事の幅が広がっていくと感じています。ここでしかできない経験を積んで、意図をもってキャリアアップしていきたいです。

オールマイティーな
経理になりたい

経理グループ
Hさん

2010年入社

月次決算や予算作成の他、お客様に提案する製品の原価計算をメインに行っています。製造にかかるコストを算出して、製品の損益を販売部門に提供しています。自分が試算したものが、適正な価格で製品として発売されたときは、とても達成感があります!経理と聞くと、電卓を叩いて数字とにらめっこをしているイメージがあるかと思いますが、実はいろいろな部署とコミュニケーションを取りながら進めることが多いですね。

地元の会社で働きたいという想いがあったので、大学卒業後、Uターンでヒゲタに就職しました。入社してからはずっと経理部門にいますが、出向も4年ほど経験しています。出向先では経理として自ら提案することも必要で、視野も広がりましたし、とても勉強になる機会を頂けたと思います。

出向後は産休‧育休を経て、現在は復帰して2年目になります。復帰後は、商品企画部も兼務しています。兼務は業務のバランスなど大変なこともありますが、製品や⼯場の知識も増え、結果的に経理の仕事にも役立っています。

今後は、今までの経験を糧に、オールマイティーに活躍できる経理になって会社に貢献していきたいです。あとは、働くお母さんとして「こんな働き方もできるよ!」と、後輩たちのお手本になるようなキャリアを積みたいですね。

微生物の可能性を
追求したい

応用微生物事業
Sさん

2019年入社

ヒゲタが独自に発見したブレビバチルス菌を使って有用タンパク質を製造しています。私はその中でも、主に培養から粗精製までの前半工程を担当しています。製造が予定通りに進むように調整・管理をしていて、各工程・作業の改良・改善、トラブル処理なども行います。繊細な微生物を扱っていることもあり、何かひとつトラブルがあると、製造が全部停止してしまう緊張感はありますね。

応用微生物事業に実際に携わってみて、私たちが造ったものが人々のヘルスケアに役立っていると知って、醤油とはまた違ったやりがいを見つけることができました。ヘルスケア領域において、重要な一端を担っていると感じています。

製造工程全体を管理できるところも魅力のひとつです。醤油製造は工程ごとに分業されていますが、応用微生物事業では、出荷までを一貫して見届けられます。

成長分野なので、増産にも応えられるような体制構築に向けて、自分は何に貢献できるかを考えています。設備を導入して稼働できるようにするためには、製造試験や業者さんとの連携が必要で、そのための知識もつけたいですね。

今後は、ヒゲタのブレビバチルスという菌で何ができるのか、いろいろな可能性があると思うので、追求していきたいです。