ヒゲタしょうゆ

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「いいもの」に
こだわりたい

開発グループ
Tさん

2019年入社

開発の業務は多岐に渡りますが、調味液の中身品質をつくるのが私のメインの仕事です。最終的に工場スケールで、安定して製造できるようにするところまでもっていくのが任務です。

開発の仕事には、ゼロからイチを生み出す達成感がありますね。お客様の要望、工場でできること・できないことなど、さまざまな制限がある中で、一番ベストなものを作り上げていくことが面白いです。そしてそれが消費者に届き、フィードバックがいただけることもやりがいに繋がっています。

食へのこだわりがある方なので、やっぱり働く時には、自分が本当にいいと思ったものを売りたいし、携わりたいと思っていました。実際入社してみて、「いいものを作る会社」を、会社選びの軸にしてよかったなと感じています。そう思えないと、その中でいいものを作っていくっていうのは、結構難しかったんじゃないかなと思うんです。

お客様に提案中の製品で、開発主導のサンプルを提案したことがありました。それ以前の段階では他社の方が評価が高かったんですが、結果、その開発主導のサンプルが製品化されたんです。能動的な姿勢というか、諦めない姿勢が製品化に繋がったのは、とても嬉しかったです。また、それを営業が評価してくれて、信頼関係を築く良いきっかけにもなりました。

今後は、担当している業務のスキルを磨いてレベルを上げていくのはもちろんのこと、どうやったらチームや会社がよくなるのか、より良い組織にするために貢献していける人材になっていきたいです。

心を決めた
スプーン一杯の醤油

開発グループ
Sさん

2023年入社

醤油商品の開発、製品の品質や生産性向上、製造現場でのトラブル解決へ向けた各種検討および試験を行っています。醸造微生物(麹菌‧酵母‧乳酸菌)の管理も重要な仕事です。問題が起きたときには、工場のスタッフと協力して、原因究明と改善を行います。集中して実験を行うこともあれば、たくさんの人と関わって進める仕事もありますね。

もともと食べることが好きなので、食品関係の仕事をしたいと思っていました。そんな中でも、日本ならではの伝統的なものに関わりたくて、ヒゲタに応募しました。忘れもしない、最終面接の朝です。初めて「本膳」を買って、スプーンにのせて舐めてみたら…醤油ってこんなだったっけ?醤油ってこんなに美味しいんだ!と衝撃を受けました。「製品のよさ」は譲れないポイントだったので、心が決まりました。あの一口は今でも忘れられません。

大学での研究は全く違う分野だったので、正直ほとんど関係はないんですが、実験の進め方やデータの見方は活かされていると思います。ほぼ初心者で勉強中ですが、少しずつ分かることが増えてきました。もがきながらも前に進んでいる感覚はあります。好奇心や学ぶ姿勢を大切に、今は、分からないことはとにかく聞く!を心がけています。新人の特権ですね(笑)。

まずはこの部署の仕事を自分の力で最後まで完結できるようになりたいです。今はいただいた仕事を一生懸命やっていますが、自分から仕事を作る、きっかけの部分から自分でスタートできるようになるのが目標です。醤油についてもっと知りたいし、製造にも関わりたいです。

知識を結集した
チーム力が強み

商品企画部
Mさん

2014年入社

新商品の企画を担当しています。開発、工場、品質保証など、各所の間に入って、スケジュール管理や部門間の調整を行います。パッケージを作るのも商品企画の仕事です。デザイナーや包材メーカーとやり取りし、新商品の立ち上げまでを見届けていきます。

自分が立案して初回製造まで見届け、ずっと関わってきたものが店頭に並ぶ瞬間は、いつも嬉しいです。感想がネットに上がることも多いので、いい評価をいただけるとモチベーションになります!「本膳つゆ」は発売して3年ですが、売り上げも好調です。醤油の本膳同様、永く愛される商品になってほしいですね。

商品企画部は、生産管理、営業、経理など、いろんな部署を経験したメンバーが集まっています。私自身も開発から異動してきました。一人の力というよりは、みんなで知識を持ち寄って成り立っていて、それがチームの強みになっていると思います。それぞれの分野に詳しい人がいて、すぐ隣に相談できる人がいるのは心強いですね。

醤油は歴史のある調味料なので、醸造技術は確立されていると入社前は思っていました。でも実は、課題もまだまだあるんです。新しいものも作れるし、やるべきことはいっぱいあります!自分の知識もアップデートして、得た知識をまわりの人にも伝えていきたいです。新しいことにどんどんチャレンジして、個人として、チームとして、会社としてできることを増やしていきたいですね。

人を巻き込んで
動かす面白さ

製成グループ
Tさん

2011年入社

開発を経験した後、工場の醸造グループ、製成グループと異動しました。新しく製造する醤油に必要な設備の準備や工程の落とし込み、日々の醤油在庫の管理を行っています。他部署との連携や生産管理部門への交渉など、折衝業務も多くあります。人を巻き込んで仕事をすることが多いので、大変なこともありますが、プロジェクトが成功したり、課題が解決できたり、そういう瞬間は何倍も達成感があり、面白いですね。

製法を改良して、醤油の歩留まり(原料に対する醤油の出来高)を改善したことがありました。オーダーが増えている中、限られた諸味で、より多くの醤油を製造することが課題でした。火入れ以降の工程で製法に工夫を加えることで、歩留まりがかなり改善されました。新しい方法の検証は、開発での経験が活きていると思います。

開発時代には、醤油の開発も経験しました。諸味・醸造から開発するというかなり貴重な経験でしたが、この経験があったからこそ、製造管理でも活躍できたと思っています。自分に残る経験をさせていただきましたね。私自身、非常にいいキャリアが積めていると感じています。

今後は、工場にたくさんの人がいる中で束ねて動くために、全体を見られるようになりたいです。また、将来に向けての設備投資など、工場が変わっていく中で、仕事の幅が広がっていくと感じています。ここでしかできない経験を積んで、意図をもってキャリアアップしていきたいです。

オールマイティーな
経理になりたい

経理グループ
Hさん

2010年入社

月次決算や予算作成の他、お客様に提案する製品の原価計算をメインに行っています。製造にかかるコストを算出して、製品の損益を販売部門に提供しています。自分が試算したものが、適正な価格で製品として発売されたときは、とても達成感があります!経理と聞くと、電卓を叩いて数字とにらめっこをしているイメージがあるかと思いますが、実はいろいろな部署とコミュニケーションを取りながら進めることが多いですね。

地元の会社で働きたいという想いがあったので、大学卒業後、Uターンでヒゲタに就職しました。入社してからはずっと経理部門にいますが、出向も4年ほど経験しています。出向先では経理として自ら提案することも必要で、視野も広がりましたし、とても勉強になる機会を頂けたと思います。

出向後は産休‧育休を経て、現在は復帰して2年目になります。復帰後は、商品企画部も兼務しています。兼務は業務のバランスなど大変なこともありますが、製品や⼯場の知識も増え、結果的に経理の仕事にも役立っています。

今後は、今までの経験を糧に、オールマイティーに活躍できる経理になって会社に貢献していきたいです。あとは、働くお母さんとして「こんな働き方もできるよ!」と、後輩たちのお手本になるようなキャリアを積みたいですね。