環境への取り組み

私たちは、自然のいとなみを尊重し、環境と企業活動の調和を推進して、健全で持続可能な社会づくりに貢献します。醤油を造るための原料等は、自然の恵みそのものであり、企業活動は環境と共生共栄の上にこそ成り立つものである事と認識しております。私たちがお客様に安心と満足をお届けするにあたり、社員一人ひとりが地球環境を意識し、持続可能な社会を実現するための積極的な行動を約束します。

環境方針

【基本理念】
私たちは、自然のいとなみを尊重し、環境と調和のとれた企業活動を通して、ゆとりある社会の実現に貢献します。
【基本方針】
  1. 事業における環境影響を把握し、継続的に改善します。
  2. 環境法令・条例・協定等を順守し、汚染の予防に努めます。
  3. 持続可能な社会を目指し、以下の項目に取り組みます。
    1. (1)気候変動への取り組み
    2. (2)食の環境への配慮
    3. (3)資源の活用と循環

※適用範囲
当社の環境マネジメントシステムは、下記の活動、製品及びサービスに適用する。
銚子工場地区 醤油及びつゆの製造

長期環境ビジョン

分野 テーマ 2030年度までにめざす目標
持続可能な
社会
気候変動 CO2削減
  • CO2排出量(※1)
    2018年度比で50%以上削減
食の環境 水環境への配慮
  • 水の使用量原単位
    2018年度比で12%以上削減(対象:生産部門)
資源の活用と
循環
廃棄物の削減及び再活用
  • 製造や流通段階での廃棄物削減
  • 再資源化率100%(対象:生産部門)

(※1)Scope1+2 Scope1:燃料の燃焼等で企業・組織が「直接排出」するCO2のことを指します。
Scope2:他社から購入もしくは共有された電気等を使うことで、間接的に排出されるCO2のことを指します。

気候変動への取り組み

2030年度までにめざす目標として、CO2排出量(※1)を2018年度比で50%以上削減とし、取り組みを進めております。

【取り組み事例】
  • 実質的にCO2を排出しない電力を100%分購入
  • 排水処理から発生するメタンガスをボイラー燃料として活用
  • 省CO2タイプの設備への順次更新

実質的にCO2を排出しない電力の一例

風力発電

水力発電

太陽光発電

食の環境への配慮

2030年度までにめざす目標として、生産部門における水の使用量原単位を2018年度比で12%以上削減とし、取り組みを進めております。

【取り組み事例】
  • 冷却水の再利用化の促進
  • 冷凍機を水冷タイプから空冷タイプへ変更
  • 洗浄方法の見直しによる節水

冷却水の再利用化のイメージ

<1回目の使用>

製品の加熱殺菌後の
冷却水として使用する。

\再利用の為に貯蔵/

温水

1回目の使用後、温水となって排出された水を貯える。

<2回目の使用>

蒸気

ボイラー用水として再利用し、製品の加熱殺菌の為の熱源にする。

資源の活用と循環の推進

2030年度までにめざす目標として、生産部門で発生する廃棄物を100%再資源化する取り組みを進めております。

【取り組み事例】
  • 製造工程の見直しや作業ミスの削減による製造や流通の段階で発生する廃棄物の削減
  • 再資源化が可能な産業廃棄物業者との取引推進
  • 醤油粕の全量飼料化

醤油粕の全量飼料化のイメージ